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Eコマース

セールスフォースが三菱商事石油およびイオン銀行、ニューオータニを顧客に

2008年09月03日15時20分 配信

顧客向けの大規模イベントを開催、その会場で大口顧客獲得を発表しているセールスフォース・ドットコムだが、今年2008年も、9月2日に東京都内で「Salesforce LIVE '08」を開催、いくつかの発表を行った。

ひとつは、三菱商事石油Force.com で与信管理アプリケーションを構築したこと、もうひとつは、イオン銀行が国内リテールバンキングでは初めて、統合型 One-to-One マーケティングシステムを Salesforce で実現したこと、3つ目は、ホテルニューオータニが Force.com でコンシェルジュ業務管理アプリケーションを構築したことだ。

三菱商事石油の与信管理アプリケーション構築は、内部統制の強化と業務効率の向上を図ったもの。

ビジネスリスクの管理上、与信管理にも監査法人など第三者に対する説明責任に耐えうる仕組みの構築、運用、監視が求められている。さらに、ガソリンスタンドの経営状況は非常に厳しいのが現状であることから、石油販売会社は、取引先の与信限度額を確実に管理しなければならない。

三菱商事石油でも以前から取引先の与信管理を行っていたが、営業担当者による手作業の部分が多く、業務効率はあまりよくなかった。

三菱商事石油では当初、基幹システム側に新たなシステムを構築することも検討したが、開発に掛かる期間やコストなどを考えた結果、開発インフラが不要かつ短期間でアプリケーション構築できる Force.com プラットフォームを活用した与信管理アプリケーションの導入を決定したそうだ。

もうひとつのイオン銀行による統合型 One-to-One マーケティングシステムは、勘定系とのデータ連携を含め、窓口業務やコールセンター業務を SaaS 型アプリケーションを Salesforce で一元管理するもの。同行は2006年3月に銀行業参入を表明、2007年10月に営業を開始した。

イオン銀行の SaaS 型顧客管理システムの構築を受注したみずほ情報総研は、金融機関が必要とする顧客管理機能を Salesforce 構築、通常2〜3年かかる開発期間を、勘定系とのデータ連携を含め、6か月で完了した。

3つめは、ホテルニューオータニの Force.com によるコンシェルジュ業務管理アプリケーション構築。

豪華ホテル「エグゼクティブハウス 禅」のサービスレベル向上のためのもの。ホテルニューオータニは昨年10月、“ホテル イン ホテル”という新コンセプトで、客室数87室のエグゼクティブハウス 禅をオープン、ここに Force.com を導入した。

国内のホテルの大多数は、コンシェルジュ業務管理を紙ベースで行っているが、情報の検索と共有が難しかった。

Force.com により、約2か月でコンシェルジュ業務管理アプリケーションを構築、宿泊客の氏名を基点に、宿泊履歴、食事の好み、以前利用したハイヤー会社などの情報を記録、共有できるようになった。

ジャパンインターネットコム



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