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経済

岩手地震で各社の半導体工場が操業停止、富士通は一部装置に被害

2008年07月24日13時09分 配信

 [東京 24日 ロイター] 岩手県沿岸北部を震源に最大で震度6強を観測した地震が24日未明に発生したことで、東北地方に工場を持つ大手電機メーカーの生産に影響が出ている。

 岩手県では東芝<6502.T>と富士通<6702.T>の半導体工場がそれぞれ生産を停止したほか、NEC<6701.T>の通信機器工場でも一部生産ラインが停止中。富士通では製造装置に被害が出ていることが分かった。

 富士通の半導体子会社、富士通マイクロエレクトロニクスの岩手工場(岩手県金ケ崎町)では全ラインを停止した。点検の結果、一部製造装置に被害が出ていることが判明。富士通の広報担当者は復旧時期のメドについて「現時点ではコメントできない」としている。岩手工場は、6月14日に発生した岩手・宮城内陸地震により一部製造設備が被害を受け、今月14日に地震前の状況に復旧したばかりだった。

 東芝の半導体子会社で、システムLSI(大規模集積回路)を生産している岩手東北エレクトロニクス(岩手県北上市)では、地震発生直後から操業を停止した。建物や従業員への被害はなかった。現在、生産設備への影響がないか点検中だとしている。

 通信事業者向けのネットワーク機器を生産するNEC東北(岩手県一関市)でも一部生産ラインを停止した。生産設備への被害については点検中だという。また、山形県にあるNECエレクトロニクス<6723.T>子会社、NECセミコンダクターズ山形(山形県鶴岡市)でも一部生産装置を停止した。NECエレの広報担当者によると、設備への被害がないことから生産は近く再開予定で、出荷への影響は発生しない見通しだという。

 (ロイター日本語ニュース、浜田 健太郎)

REUTERS


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