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IDGジャパン、ITと環境をテーマにした「GreenIT Conference & Demo 2008」を開催

2008年02月29日16時25分 配信
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基調講演を行う京電力株式会社 景山嘉宏環境部長

企業経営に不可欠な存在となったITが、地球環境問題にどのような影響を及ぼしているのか。ITを提供する側、使う側が地球環境とのかかわりを真剣に考える「グリーンIT」は、今や個人の環境意識以上に重要な問題となっている。「データセンターの省電力・熱対策」「IT機器のリサイクル・マネジメント」「ITの活用による環境負荷軽減」「CSR1としての環境マネジメント」など、企業が成すべきことは大きい。
1 Corporate Social Responsibility。企業の社会的責任

東京電力株式会社 景山嘉宏環境部長が行った基調講演では、環境保全・安定供給・経済性など電力供給側としての課題。京都議定書における課題と将来的な見通しについて。国内制度に対する意見などが述べられた。有限かつ環境に多大な影響を及ぼす電力を、ユーザである我々がいかに効率的に使えるか、問われた命題は供給側に匹敵するほど大きい。

次いで行われた経済産業省 星野岳穂政策局参事官の講演によると、“ITを利用しない=省電力”ではなく、ITのポテンシャルを最大限引き出し工夫することで、さらなる効果が期待できるとのこと。計測・管理・見える化などで、省エネを促進したいと語った。
また、企業単独の取り組みだけではなく、コンソーシアム(共同事業体)などによる連携も活発化しているとも述べ、海外の代表的なグリーンITコンソーシアムである「クライメートセイバーズ2」「グリーングリッド3」を紹介。国内では「グリーンIT推進協議会」が2月1日に発足し、現在も参加企業・団体を募っている。
2 intel、Google、Dell、EDS、HP、IBM、Lenovo、Microsoft、PG&E、WWFなどを中心に発足。100以上の企業・団体が参加。具体的な取り組みとして、2010年までにコンピューターの電力消費量を50%削減することを目指す
3 AMD、HP、Sun、IBMを中心に、Cisco、TI、Dellなどが参加。現在では120弱の企業、団体が参加。データセンターの省電力化のために、電力効率の評価手法、技術ロードマップの策定などを実施予定

この他、日立製作所やIBMなどのベンダによる講演、デモが行われた。とはいえ、企業規模によってはグリーンITのプロジェクトを立ち上げるのが困難なケースもあるだろう。まずは個人や企業でのCO2排出の大半を占める、暖房・給湯に関する意識改革など、実現可能なレベルからまずは取り組んでみてはいかがだろう。

Green IT Conference & Demo 2008
http://www.idg.co.jp/expo/greenit/

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