IBM、米空軍のクラウドコンピューティング基盤開発を受注
2010年02月05日11時40分 配信IBM は4日、安全性の高いクラウドコンピューティング基盤構築の設計を米空軍から受注したと発表した。
10か月にわたるこのプロジェクトは IBM にとって、ハイレベルの国防並びに情報のネットワークを支えるに足るクラウド環境での高度なサイバー セキュリティと分析の技術を問われるものとなるだろう。
契約の金銭的条件は明らかにされていない。
社内配備型のアプリケーションからクラウドに移行したいと思ってはいるものの、クラウドコンピューティングに伴うセキュリティ リスクに対してまだ懸念を抱いている民間企業もあるが、このプロジェクトが成功すれば、IBM はそのような企業に理想的なケーススタディを示せることになる。
IBM は、政府がすべてのネットワークに対して定めている情報保証ガイドラインのセキュリティ基準に従わなければならない。米空軍によれば、空軍のネットワークは世界全地域で9つの大規模な司令部、100か所近い基地、70万人の現役空軍将兵の活動を管理しているという。
IBM Research のスタッフは、ソフトウェア設計者、セキュリティの専門家、分析のエキスパートなどに加え、軍関係者とも協力してクラウド基盤の開発にあたる。この基盤は、ネットワークの安全性やパフォーマンスをリアルタイムでモニターするためのセンサーや検出デバイスを駆使したものとなる。
また、これにはネットワークを自動管理し、仮想クラウド サービスの遠隔管理を可能にする自動コンピューティング機能も組み込まれる。目標とするのは、人が手を出さなくても自分自身を最適なパフォーマンスに「調整し直す」ことのできるシステムの開発だ。
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