MS、『Bing』で『Twitter』の一部リアルタイム検索を開始
2009年07月03日12時00分 配信Microsoft は6月に検索エンジン『Bing』を発表して以来、同サービスに対する当初の良い評判を足掛かりにすべく、迅速に動いている。
Microsoft は7月1日、「さらなるリアルタイムのデータを検索結果に統合する最初の取り組み」について発表した。他の新興検索エンジンや検索大手の一部は、すでに『Twitter』などのソーシャルメディアのリアルタイム検索を提供している。Google も、Twitter にインデックスをつけて検索する計画に取り組んでいると伝えられている。
Microsoft の場合、まずは Twitter の有名ユーザーをピックアップするという、いいとこ取りとも見られる作戦を取るようだ。当初はビジネスやテクノロジ、エンタテイメントに至る多様な分野の、より「著名で投稿数の多い Twitter ユーザー」に焦点を当てると、Microsoft では述べている。
今回の発表に関する Microsoft の Blog 投稿では、検索に加える対象として、検索専門家の Danny Sullivan 氏や、技術コラムニストの Kara Swisher 氏が挙がっている。さらには元米副大統領の Al Gore 氏や、『American Idol』の司会を務める Ryan Seacrest 氏の名前もあった。
しかし、今回の Twitter 検索結果の統合は、さほど重要なものとは捉えられないかもしれない。Microsoft によると、Bing を利用する場合、特定の人物の名前に「Twitter」に関する検索語を加えた場合にのみ Twitter の検索結果が表示されるという。例えば、「American Idol」ではなく、「Ryan Seacrest Twitter」、または「Ryan Seacrest tweets」で検索した場合だ。
もちろん、検索結果から直接 Twitter に行き、Seacrest 氏や Sullivan 氏などの人々が何をつぶやいているか知ることもできる。Microsoft は手始めに、主にフォロワー数とつぶやきの回数に基づいて、数千名の Twitter ユーザーを選んだとしている。
先頃発表されたリアルタイムの検索エンジン『Collecta』を率いる Gerry Campbell 氏は取材に応え、Bing の動きについて次のように述べている。「良いスタートを切ったが、こうしたアプローチでは、次世代の検索を推進する要素はまだ把握できていないと思う。今のところは Blog や影響力のある人々を検索対象に加えただけ、という状態に近い」
Collecta は、Twitter など、さまざまなソーシャルネットワークのリアルタイムの検索結果を提供している。Bing は有名で投稿数の多い Twitter ユーザーにのみに焦点を当てているため、「リアルタイムに Web で起きていることのタイムリーさと豊かさ」をとらえ切れていないと Campbell 氏は指摘した。
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