公開から1年を迎えた『OpenSocial』
2008年11月17日09時00分 配信複数のソーシャル ネットワーク サービス (SNS) 間で使用可能なアプリケーションの共通 API を定義するため、Google が中心となりパートナー サイトと共に立ち上げた野心的な取り組み『OpenSocial』が、公開から1年を迎えた。
サンフランシスコで行なわれた MySpace 主催によるイベントには、プログラミングに関する助言に耳を傾けたり、最新情報を共有するため、数百人に上る OpenSocial 開発者が集った。同イベントでは、Google が次期リリースとして来年初めに公開予定のアプリケーションプラットフォーム『OpenSocial 0.9』で搭載する、いくつかの新機能のプレビューが行なわれた。
バージョン0.9 に搭載されるいくつかの新機能は、OpenSocial プラットフォームに、より多くの開発者を惹きつけることを目的にしている。例えば、『OpenSocial Mark-up Language』(OSML) は、『JavaScript』の開発者に魅力を感じてもらうためのものだ。
Google のエンジニアリング ディレクタで OpenSocial の取り組みを監修する David Glazer 氏は、OpenSocial 0.9 について、大幅に進歩を遂げているとし、次のように語った。「0.9 がリリースされて安定し、さらに磨きをかけて完璧にすれば、それが (正式版となる) バージョン1.0 と呼ばれても不思議ではない。すべてはコミュニティ次第だ」
OpenSocial は昨年の立ち上げ以来、Google (および同社の SNS サイト『Orkut』) と MySpace のほかにも、いくつかの SNS 大手から支援を受けている。もっとも最近の例としては、LinkedIn、Ning、および独自に『Yahoo! Application Platform』(YAP) を提供している Yahoo! の各社が、現行のバージョン0.8 に対してサポートを表明している。また、中国最大の SNS を運営する Xiaonei も先週、OpenSocial へのサポートを表明した。Xiaonei.com は、3000万人のユーザーが登録している巨大 SNS サイトだ。
Glazer 氏は、「我々は潜在的に6億人を超えるユーザー数を獲得している」と述べている。
だが、こうした多くのサポートがある中で、世界最大の SNS サイト Facebook は、まだ OpenSocial の取り組みに参加していない。Glazer 氏によると、今回のイベントには Facebook に対し参加を促す招待状が贈られており、同社の開発者も何人か参加していたという。Glazer 氏は OpenSocial の全体的な目標について、幅広い開発者層および利用者層にとってソーシャルネットワーキングを容易なものにすることだと語った。
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