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HP、LeftHand Networks の買収を発表
2008年10月02日12時20分 配信Hewlett-Packard (HP) は1日、LeftHand Networks を3億6000万ドルで買収することで両社が合意したと発表した。
LeftHand Networks は、IP ネットワーク上で SCSI コマンドを転送する『iSCSI』プロトコルを使った SAN (ストレージ エリア ネットワーク) ソリューションを専門とするプロバイダだ (Enterprise Storage Forum の記事『Fortune 500 Firm Ditches Fibre Channel for iSCSI』を参照)。今回の買収によって HP は業界第2位のストレージ ベンダーとなり、今年、iSCSI 製品の市場に大きな変化をもたらすと見られる。
今回の動きは、Dell が今年 EqualLogic を14億ドルで買収したことに続くもので、急成長する IP ストレージ市場を追い求めるベンダーのリストに HP も加わることになる。
HP のエントリー向けストレージ マーケティング部門ディレクタを務める Lee Johns 氏によると、今回の動きは、サーバー仮想化の配備に適したストレージ ソリューションを必要とする中小規模の企業をターゲットにしたものだという。
同氏はまた、HP が LeftHand Networks を買収した別の理由として、LeftHand Networks の「きわめて応答性の高いソフトウェア スタック」やアーキテクチャに加え、HP の『ProLiant』サーバーで同社とはすでに OEM 関係があることを挙げている。「(LeftHand Networks のアーキテクチャは) われわれのこれまでの投資を活用するのに最適だ」と、Johns 氏は述べている。
『Fibre Channel』をイーサネット上で利用可能にするプロトコル、『Fibre Channel over Ethernet (FCoE)』を搭載した製品が今後数年の間に登場することについて、Johns 氏は、これによって iSCSI 市場が大きな影響を受けることはないだろうという見方を示した。FCoE は企業のファブリック統合を支援するが、一方の iSCSI は、Fibre Channel 規格のインフラを持たない中小規模企業に対して、ブロックベースのストレージ ネットワークを採用する、よりコスト効率の高い手段を提供する。
「自社の環境で iSCSI を配備している企業が突然 FCoE に乗り換える理由はほとんど見当たらない。iSCSI には長期にわたって手堅い需要がある。だからといって、FCoE に対する需要が増加しないと見ているわけではないが」と、Johns 氏は述べた。
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