2009年2月24日
高性能化の進む最新サーバ製品を導入し、サーバ統合を行なうことで、運用の必要なサーバ台数、運用・管理作業工数を大幅に削減することができる。高性能サーバの導入は、そのまま業務における作業時間のムダを減らしてユーザの生産性向上に貢献するものであり、さらに、ブレードサーバなどの高集積なサーバを導入すれば省スペース化も実現するので、効率的な空間利用という点からもコスト削減をはかることができる。
このように、コスト削減と生産性の向上を図るうえで大きなメリットがある最新サーバの導入だが、実は景気の後退しているいまだからこそ、これらの最新サーバを購入しやすい条件が整っているといえる。ここでは、最新サーバを購入しやすい現状について考えていく。
(以下、キャンペーン情報などは2009年2月24日現在のもの。価格はすべて税込)
円高差益で外資系ベンダ製品をリーズナブルに導入
昨年9月の米リーマン・ブラザーズ・ホールディングス破たん申請以降、ドル安/円高が急速に進んでいる。そのような状況下、デルは、円高差益還元と銘打ち、従来の国内販売価格を大幅に下げた様々な特価キャンペーンを次々に実施している。サーバ製品購入を検討しているユーザにとっては、いまが購入の大きなチャンスだ。
例えばDELLでは、中堅中小企業向けオンラインショップにて、2GBのメモリを搭載したラックサーバPowerEdge SC1435を通常価格の半額以下の69,800円で販売するなどのキャンペーンを実施している。
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不況下で増加するアウトレット品で価格メリットを享受
不況の中、ユーザ事情による購入キャンセル品が増加している。現在、このようなキャンセルによる未使用の製品や、クーリングオフによる開封後の返品、未使用未開封の旧モデルなどが、いわゆるアウトレット商品として国産ベンダから数多く提供されている。開封済みの製品にしても、ほとんどが箱を開けただけの未使用品であり、通常製品と同様の保証/サポートが提供されるため、これらのアウトレット製品には大きな価格メリットがあるといえる。国内ベンダ製品に関しては、これらアウトレット商品の購入を検討する余地が大いにあるだろう。
例えば、NECでは、デュアルコアCPU搭載の1UラックサーバExpress5800/110Rh-1を39,900円(200台限定)、富士通では、3GHzXeonプロセッサを搭載したPRIMERGY RX200 S2 HDタイプを49,800円(10台限定)にて販売している。
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OSやブレードシャーシのバンドルによる価格メリット
価格そのものの切り下げだけでなく、様々なオプションによって購入時の価格メリットを享受できるケースもある。例えば、Red Hat Enterprise LinuxやWindows Serverなどの有償サーバOSをバンドルしている製品であれば、マシンとOSを個々に購入するよりも割安に導入できる。また、ブレードサーバ製品に関しては、ブレードの購入時にシャーシを無償または割引で提供するキャンペーンを行なっているベンダもある。
例えば、DELLや富士通では、Windows Server2008をプリインストールしたモデルのほか、Windows Server2008 のダウングレード権を用いてWindows Server2003をプリインストールしたモデルも提供。将来のWindows Server2008へのアップグレードも追加投資なく実施可能となっている。
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メモリの価格下落にも注目
メモリ業界が景気後退の影響を大きく受けていることで、特に昨年後半からメモリ(DRAM)価格の大幅な下落が続いている。メモリの価格低下はそのままサーバ製品の価格低下に直結するため、この点からも最新サーバの購入を後押しする価格メリットが生じている。
メモリ価格の下落は、サーバパッケージ自体の価格にも反映されているが、特に低価格でのメモリアップグレードキャンペーンを実施しているベンダもある。
例えば、DELLでは、特定のサーバ製品に1GBメモリと80~160GBのHDDをバンドルするキャンペーンも実施している。また日本IBMでは、対象サーバー製品との同時購入で増設メモリーが通常価格よりも30%OFFで購入できるオプション割引キャンペーンを行っている。
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1GBメモリ、80~160GBのHDD搭載タワー&ラックサーバ (DELL)
対象製品との同時購入で増設メモリなどが通常価格より30%OFF (日本IBM)
エントリーモデルだけでなくミドルレンジ製品の値下げも
いまサーバ統合をおすすめする要因としてもうひとつ挙げられるのは、ミドルレンジ型サーバ製品群の値下げである。従来はサーバ製品の値下げといえば元々の価格が手頃なエントリモデルが中心だったが、最近では、クアッドコアなどを搭載し基幹業務システムの構築にも利用できるミドルレンジ製品もカバーした値下げキャンペーンを行なうベンダも増えてきている。
より高性能なサーバを導入すれば、適用できる業務の幅も広がり、サーバ統合による生産性向上の効果はそれだけ大きなものとなる。ミドルレンジ製品を購入の選択肢に加えることで、より有効なサーバ統合プランを検討することができるだろう。
例えば、日本IBMは対象のミドルレンジ製品を5~15%のプライスダウン、富士通ではカスタムメイドのミドルレンジモデルを344,400円にて販売している。
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ローエンドに加え、ミッドレンジもキャンペーン対象 (日本IBM)
ミッドレンジサーバ PRIMERGY RX300 S4がキャンペーン対象 (富士通)
不況下の今だからこそ可能な、攻めのIT投資
円高、アウトレット品の増加、バンドルによる価格メリット、メモリ価格の下落、ミドルレンジの低価格化といった観点から、サーバを導入しやすい現在の状況についてみてきた。
深刻な不況のもと、ムダな投資はできるだけ抑えたいところ。しかし、以上のような状況を踏まえると、現状はむしろ、効率的なIT投資を行い、先を見据えた業務改善を実現できるチャンスだといえるだろう。不況下の今だからこそ可能な、攻めのIT投資-サーバ統合を是非ご検討いただきたい。
特集「不況をのりきるハードウェア投資のススメ」
| 第1回 | 今だからこそ攻めのIT投資で勝ち抜け! |
| 第2回 | 今だからこそ、中堅中小企業向けサーバ統合のススメ |
| 第3回 | 増えるデータを保持し効率よく管理するストレージ導入のススメ |
| 第4回 | 日常業務の要!クライアントPC印新のススメ |
| 第5回 | 今だからこそ、OA周辺機器買い替えのチャンス |











